プロフィール

毛利真紀(もうりまき)

1976年生まれ 長崎県出身
突然はじまった家族介護、介護離職、再就職…転職
気づけば仕事もプライベートも「権利」と「義務」、そして「介護」で頭の中はいっぱい
ある時は、専門職後見人でありながら、親族後見人さんの気持ちもわかる社会福祉士
ある時は、仕事と介護の両立、介護離職の課題を実際に肌で感じてきた働く介護者
家族介護者歴十数年の自身の経験をもとに、介護者支援活動にも取り組む

高齢になっても、病気や障がいがあっても、家族が要介護者になっても、既婚でも独身でも、平等に選択肢がある。その人らしく生きられる。そんな社会に変えていきたい。
ベースは「福祉」、されど福祉にとらわれない「つむぐ」活動に邁進中

職歴:

20代 介護福祉士(通所サービス、訪問介護)
30代前半 ケアマネジャー(居宅介護支援事業所)
30代後半~40代前半 社会福祉士(行政、地域包括支援センター)
43歳 2019年7月
フットワーク軽い方がより私のスキルを活かせる!お役に立てる!
…という思いで自身の働き方改革を考えた結果、社会福祉士事務所 独立起業
(成年後見受任、研修・セミナー講師、ファシリテーター、執筆 他)
2019年4月~2023年3月 「権利擁護センターぱあとなあ長崎」運営委員
2021年11月~2023年10月 「長崎県福祉のまちづくり推進協議会」委員
2022年3月~ 2024年2月「長崎県福祉サービス第三者評価推進会議」委員
2022年6月~ 「全国介護者支援団体連合会」運営委員(2024年6月より副代表)
「ケアラー新聞」編集委員
介護者支援を全国に波及します!-全国介護者支援団体連合会(jimdofree.com)
2023年4月~ 「長崎県ケアラー支援に関する有識者会議」委員

プロフィールシートのダウンロード:

プロフィールシート (専門職後見人・利用促進体制整備編)
プロフィールシート (親族後見人・家族介護者編)

福祉系短大を卒業後、おじいちゃん、おばあちゃんの「介護」のことを考える日々を忙しくも有意義に過ごす。
そんなある日、なんと!自分の親が介護を必要とする状態に。
『えぇ~!私、まだ30代ですけど…』突如、目の前は真っ暗。

されど元来負けず嫌い。家族には『私、プロだから大丈夫!』なんて言い放ち、勢いで仕事も辞め、実家に戻った私の本心は…
『誰も、私の苦労なんてわかってくれないっ!』
介護はだめだめ、メンタルはボロボロ、毎日泣いてるか怒ってるかの半引きこもり生活。
自分以外の人間は、もはや敵にしか見えない…
結局、介護は私にとってあくまで「仕事」。自分ごとではなかったのです。

そんなある日、小さな新聞記事を通して、同じ境遇を持つシングルケアラー(独身の家族介護者)たちと出会う。
『私はひとりじゃない。』自分が家族介護者になって、初めてそう思えた瞬間でした。
そして、出会えた仲間も抱えている『家族介護者の現状』に気づく。

しんどかった経験も、未来の糧に出来るかどうかは自分次第なんじゃないか…
『転んでも、そこら辺の草むしり取って立ち上がる!』ことに、腹をくくる。

伝えたいことはある…けれど、言葉にできない。言葉にしていいのかどうかも、わからない。
そんな気持ちが私にはわかる。私も、そうだったから。

『あなたの想いを、声に、文字に、言葉に変えて伝える。あなたの代弁者になる。』
これからの人生、自分の経験を誰かのために役立てていきたい。
そう決心しました。