
11月は「長崎県ケアラー支援月間」です
長崎県では、11月11日の「介護の日」にあわせて、11月を「長崎県ケアラー支援月間」としています。
「介護の日」に関する厚生労働省のウェブサイト:
昨年に引き続き、今年も、長崎県庁において【長崎県ケアラー支援シンポジウム2025】が開催されます。
長崎県庁ホームページ:
長崎県ケアラー支援シンポジウム2025を開催します(令和7年11月15日) | 長崎県
今年の基調講演は、
株式会社ワーク&ケアバランス研究所 代表取締役 和氣美枝 氏 をお招きし、テーマ「介護離職問題から考えるケアラーへの支援について」お話いただきます。
*基調講演のみライブ配信あり。
また、基調講演後は、
「支援が必要な子どもを持つケアラーに対する支援について」
「ヤングケアラー支援について考える 「子どもの貧困」の視点から」
の二つをテーマに、各テーマ別セミナーが開催されます。
*内容の詳細は、長崎県庁ホームページ(長崎県ケアラー支援シンポジウム2025広報チラシ・ポスター)からご確認ください。
長崎県庁ホームページ:「長崎県ケアラー支援シンポジウム2025」のチラシ、ポスターが閲覧できます。
長崎県ケアラー支援シンポジウム2025を開催します(令和7年11月15日) | 長崎県
「事業主」「経営者」の方にもオススメです!
シンポジウム全体をとおして、ケアラー支援やケア(介護)をさまざまな角度から多角的に考える構成です。
主として「ケアラー支援」シンポジウムではありますが、今年の基調講演は自社の従業員の「労働環境」や「人材の確保」を考える経営者の方にも特にオススメします。
ケア(介護)は、いろいろな形で誰にでもかかわる可能性のある「日常的なこと」。
ケアの当事者の方、過去に当事者であった方、今はまだそうでない方も、ぜひこの機会に「ケア(介護)」について一緒に考えてみませんか?
会場での参加、またはオンライン配信での参加も可能です。
ぜひご参加ください。
お申し込みは、長崎県庁ホームページ「参加申込フォーム」から↓ ↓ ↓
長崎県ケアラー支援シンポジウム2025を開催します(令和7年11月15日) | 長崎県

【長崎県ケアラー支援条例】令和4年10月14日公布(令和5年4月1日施行)
長崎県庁ホームページ:
【長崎県ケアラー支援条例:前文】
身近な人に無償で介護、看護、日常生活上の世話等の援助を行うすべての人が、援助を受ける人と共に安心して人生を送ることができるようになることは、私たち県民の願いである。
近年、少子高齢化、核家族化の進展等の社会環境の変化によって、家庭における介護等の人手が不足し、ケアラーに過度な負担がかかっている。また、根強く残る「家族が介護するのが当たり前」という規範意識もあいまって、ケアラーが孤立し、抱える悩みを声に出しにくくなっており、受けられる支援すら届かないという課題が生じている。
これらの課題解決を図るため、ケアラーに対する早急な支援体制の強化等と併せて、県民等がケアラーの問題を理解し、ケアラーが孤立したり、心身が疲弊することのないよう、社会全体で支える機運を醸成していくことが重要である。
ここに、私たちは、ケアラーに対する理解を深めるとともに、社会全体で支えていく仕組みを構築し、だれ一人取り残さないことを決意し、この条例を制定する。
(長崎県庁ホームページより)
