
すべてにがむしゃらだった頃
独立起業して7年目を進んでいます。
おかげさまで、仕事にしろ、私生活にしろ、少しゆったりと構えることもできるようになってきました。
しかし、起業したてのころを思い出すとやはり毎日が必死でいっぱいいっぱい(笑)
やらなければならないこと、考えなければならないこと、やってはみたものの修正しなくてはいけないことがたくさんあり、それらに追われる日々でした。
そして、とは言えあからさまに慌ただしさを人に見られてはいけないような、心のどこかで自分の日々の必死さを周囲の方々には隠したい気持ちもあったと思います。
一年、二年と過ぎ、三年目が進んでいく頃にようやくいろいろなことが軌道に乗り、がむしゃらに動くのではなく、少し余裕を持つことができるようになっていきました。
また、父から託されていた愛犬を看取り、父の介護が終末期を迎え、母方の祖母も含めケアと誰かの最期のときに慌ただしかったのもちょうどその頃です。
2月は父や祖母の命日があり、なんとなくあの頃の日々を思い出しています。
もちろん、仕事は楽しいけれど・・・
仕事が軌道に乗ってくると、ようやく仕事以外のことも充実させていきたい気持ちになってきました。
それはようやくここ数年のことです。
と言うのも、起業後の数年は、いろいろなことに対して何にしろ「仕事にとって、活動にとって、有効かどうか。」ということに主軸を置きがちでした。
純粋にただ「楽しい」という気持ちになる余裕がなかったように思います。
もちろん、起業後の仕事自体も必死ではありましたけれど楽しかったです。
充実していました。
しかし、あまりに余裕がなく、目の前にあることに一生懸命すぎて全体を俯瞰して見ることはできていなかったと思います。
何をしていても「何かを得なければ」「仕事や活動に結び付けなければ」という気持ちになりがちでした。
仕事も趣味も充実させてこそ「自分」である
あらためて振り返ると起業後の数年は人間関係やコミュニティにおいても同じことが言えました。
私は周囲のひとに恵まれています。
ですから、人との付き合いに困ることはありませんでしたし、ときには誘ったり誘われたりしながら楽しい時間も過ごしてきました。
ただ、純粋に人づきあいやコミュニティでの時間を楽しんでいたかというと、どうだったかな・・・とも思う。
そう考えると、周囲のみなさんにも申し訳ないです。
自分自身で起業し仕事をしていくことは、基本的にすべて「自己責任」だと考えます。
それがゆえに必死になることも、そして、ひとに、自分自身に、負けられない気持ちが強くなることも、身をもって理解しております。
ただ、こうして自分の起業当初の数年間やこれまでを振り返り思うのは、仕事も一生懸命であり、かつ仕事以外のこと(趣味とか、家族とか・・・)にも熱心でいることは、心の健康やバランスを保つのに大切であるということです。
むしろ、仕事や活動における新たな発見やネットワークの構築も、案外、それを意図的に求めていない場面でこそ、気づきや新たな進捗が得られることだってあるかも知れない。
気を張っていないことが、かえって心の視野を広げることになっているのかも・・・。
仕事や活動にも、そうでないプライベートなことにも、どちらにも全力で熱心でありたいと思うこの頃です。
