
「長崎県ケアラー支援シンポジウム2025」が開催されました
長崎県では、令和4年10月に「長崎県ケアラー支援条例」が制定されました(令和5年4月1日施行)
「長崎県ホームページ」
そして、長崎県では11月を「ケアラー支援月間」と定めています。
このブログでもご案内しておりましたとおり、令和7年11月15日、今年も長崎県庁において「長崎県ケアラー支援シンポジウム」が開催されました。
条例施行後、今回で3回目のケアラー支援シンポジウムの開催。
私は、僭越ながら当日ファシリテーターを務めました。
長崎県では、条例制定当初から「全世代型支援」を掲げています。
今回のシンポジウムも全体を通して、まさに「全世代型支援」がぶれないすばらしい内容でした。
基調講演テーマ「介護離職問題から考えるケアラー支援について」
第3回の開催となる今回、特に印象深かったのはやはり基調講演です。
株式会社ワーク&ケアバランス研究所 代表取締役の和氣美枝氏にご登壇いただき、「介護離職問題から考えるケアラー支援について」お話いただきました。
「株式会社ワーク&ケアバランス研究所 ホームページ」
介護離職は、「介護」と付いてはいるものの、実際には「労働における課題(労働問題)」です。
あくまで「ケアラー支援シンポジウム」を開催するにあたり、「介護離職」と「ケアラー支援」がどのように結びつく内容になるのか、はじまる前から個人的にもとても関心が高く楽しみでした。
そして、当日、会場でお話を拝聴し・・・・
とてもわかりやすく納得のいく、ストン!と脳とココロに入ってくるような内容で、感無量!
すごく感動しました。
自分が過去に介護離職を(自身が無知だったゆえに)不本意に経験していたこと。
また、日頃ケアラー支援活動に参加していること。
それらから、ご講演内容がストン!と入ってきてとても感動した。
それはもちろん大きいです。
ただ、この度のシンポジウムで感じたことが実はもう一つあります。
画期的なチャレンジ!新たな発信!
長崎県ケアラー支援条例が制定・試行されて、ケアラー支援シンポジウムの開催が今回で3回目。
長崎県としてこの段階で、ケアラー支援シンポジウムの基調講演に「介護離職とケアラー支援」というテーマをピックアップしたこと。
全国でケアラー支援に関する条例制定、制定後のケアラー支援の推進が取り組まれている昨今、さまざまなイベントが企画されていますが、「ヤングケアラー支援」や「認知症ケア」などにテーマが寄せられやすい傾向にある中、これは全国的にみてもとても画期的です。
県としてこのタイミングで「介護離職とケアラー支援」を基調講演のテーマに掲げたことはとても意義のあるチャレンジで、かつ社会に向けて大きな発信であったと私は思っています。
まさにケアラー支援を多角的にとらえている長崎県の「全世代型支援」でしょう。
微力ながら長崎県ケアラー支援の推進に関わる者として、また一人の県民として、とても誇らしく思います。
長崎県のケアラー支援への取り組みが今後ますます進められていくことに期待します。
「長崎県ケアラー支援シンポジウム2025」アーカイブ配信 長崎県ホームページ
(*期限付き 令和8年1月17日(土曜日)まで)
