新しい年をむかえて~その②、ひとりの社会福祉士として~

新しい一年のはじまりに

新しい一年がはじまると、毎年「今年はこうしたい」とか、「これが出来るようになりたい」とか、そのような事業計画・・・的なものを考えます。

フリーランスなので、誰か他の方と進めている話でもない限り、あくまで「自分自身(当事務所)において」ということが多いですが・・・・

事業としては、言葉にしてすぐに実現するものばかりでもなく、数年かけてゴールを目指すこともありますので、一つひとつのステップを考えるのも、時には道半ばで方向性を考え直すのも、それもまた大切であり、毎年楽しい時間です。

これまでを振り返る

令和元年(平成31年)の春に勤務先を退職し、その夏に起業しました。

現在、起業しちょうど5年半ぐらいです。

早いものですね。

毎年、公私ともにその一年に新しくはじめたこと、はじまったことを簡単に記録しています。

久しぶりにこれまでを振り返ると、起業し2年半ぐらいから自分の活動内容がぐっと動き出しているのがわかります。

つまり「独立起業」とはいえ、駆け出し当時、最初の1~2年はまだまだ下積みの準備期間、手探りでもがいていたということですね。

経理事務の方から「起業2年目が勝負。そこをまず乗り切れるかどうか。」とか、先に起業された先輩から「独立して3年が過ぎる頃にようやく軌道に乗ってくる」とか、そのようなアドバイスを頂いておりました。

当時を思い出すと、まさにそのとおりだったなと今さらながら痛感しています。

これからの一年、まずは感謝の気持ちで。

今年においては、引き続き変わらず続けていくことと、新たにはじまることがいくつか決まっています。

新たにはじまることについては、たいへんありがたいことに、今の自分自身とそしてこれからのために、それは「いつか手に入れたい」と数年かけて計画し取り組んできたことです。

長いものは3年以上前からずっと目指して、コツコツ取り組んできました。

実際にはまだまだこれからではありますがようやく光が見えてきたと安堵するとともに、なにより支えてくださった皆さんのおかげだと思います。

そもそもせっかちでスピード感のない地道なことは苦手ですが、そんな私に今日があるのも、よいタイミングで冷静にブレーキをかけてくださったり、クールダウンをお手伝い頂いたり、そんなまわりの皆さんのおかげです。

感謝しかありませんし、自分ひとりではここまでやってこれなかったことは常に忘れてはいけないと思います。

これからの一年が楽しみでなりません。

今まで以上に頑張りたい所存です。

ひとりの社会福祉士として

地域で活動する一人の独立型社会福祉士としての自分について。

ひとりの社会福祉士として、自分のソーシャルワークがこのままで良いわけはありません。

自己研鑽を続けていくことは、この職業柄当然のことでありますので割愛します。

それ以外の部分について・・・・

諸先輩方にもたびたび釘を刺されてきたことではありますが、今さらながら自分自身の年齢やキャリアにもう少し「責任を持つ」ことを意識しなければいけないだろうといい加減思い始めています。

先輩方に言わせれば「遅い」のかも知れませんが(苦笑)

何某の仕事や活動にしても、何にしろ自分がしなければならないとか、是非がとも自分がやりたいとか、そのようなある種の「固執」や「自己満足」もそろそろ改めなければいけないな・・・・とか。

お譲りするべきところは他の方に代わって頂き、または自分は遠慮して、慣れた環境でぬくぬくといつまでも居座るのではなく、少々しんどくとも新たな場所に自ら身を置くことをしないと、自分自身が鍛えられないでしょう。

自分のためにも、たぶん他の方々のためにもなりません。

仕事や活動領域は大きく変わらなくても、自身の身の置き所はそろそろ考えなおすときかなと思っています。

その点を自分なりに意識して進んでいきたいです。