
「全国介護者支援団体連合会定時総会」が開催されました。
先日、運営委員会に所属しております全国介護者支援団体連合会において、第10回定時総会が開催されました。
– 全国介護者支援団体連合会 (jimdofree.com)
全国区ということもあり、今回もWEBでの開催となりました。
世話人を務めます「長崎シングル介護を考える会」として団体登録し数年が経ち、このような機会(ご縁)を頂いているわけですが・・・
皆さんのお話を伺いながらいつも感じますが、長年にわたりケアラー支援活動をされてきた諸先輩方の言葉にはやはり重みがありますね。
家族介護を知っている、ケアラーの想いを知っている、まさにケアラー支援の現場の人たちです。
皆さんに、たとえ画面越しでもこうしてお会いできることに感謝します。
とてもよい刺激を受けますし、自分自身の日頃のケアラー支援活動や想いを改めて振り返ることができるのもここ。
私の大切な心の拠り所のひとつです。
全国のケアラー支援活動に取り組んでいる方、ケアラー支援を志す方にはぜひ参加されることをお勧めします。
ケアラー支援も「相談援助」、その支援スキルが無償であることはおかしいと思いませんか?
メディア等でもたびたび報道されていますが、ケアラーや18歳以下のヤングケアラーの話題を耳にすることが増えてきています。
「ケアラー支援に追い風が吹いている。」……とも、聞こえてきたりします。
もちろんそれはありがたいことです。
しかし、そうであるならばなおさら、「ケアラー支援活動」や「仕事と介護の両立支援」、「介護離職防止」などを事業化していたり、法人化していたり、あくまでヒトの労力や時間を割いている部分、支援スキルを充当している部分にはきちんと実績が評価され、支援への対価が発生し支払われるシステムの構築を国や行政に対し強く願います。
ケアラー支援において、行政や地域包括支援センター等の職員さん、ケアマネジャーさんたちがなぜ動きはじめているのか・・・
彼らに、課題意識や地域への想いがないとは言いません。
しかし、そこにはあくまで国や各自治体の動き(指示)があるからというのが、根本的な理由です。
そして、そのような役職の方々はあくまで仕事としての報酬(給料)が発生しているという事実があります。
やりたい、やりたくないとかではなくて、彼らは当然動くのです。
動かなくてはいけない立場なわけです。
我々活動家のあくまで自発的な、一人ひとりの志から、結果生み出されているケアラー支援スキルが「社会資源」などと一括りにされ、頭っから無償に甘んじるとしたらそれはいかがなものでしょうか。
ケアラー支援の活動家が持っている「支援スキル」には他にない付加価値がある。
我々「ケアラー支援」に取り組む者たちは、その多くが現役ケアラーであったり、ポストケアラーであったり、いわゆるケアの当事者です。
もちろん、実際の当事者ではなくても「ケアラー支援」そのものに志がある方もいます。
その経験値や長年かけて自発的に学ぼうとして得てきた支援スキルは相当なものです。
職業や専門職としての学びと、実際の経験から生み出されるスキルの価値はまた違うものであると私は思います。
家族介護やケアラーとは何たるかを本当に知っている人たちだからです。
我々ケアラー支援の活動家が持つその付加価値をどう伝え理解していただき、そこに価値を見い出してもらえるか。
ケアラー支援に追い風が吹いているとしたら、今そういう意味でも正念場かも知れません。
せっかく条例化や法令化を目指してるわけです。
我が長崎県はじめ、一部の都道府県や市町ではすでに条例化が実現しています。
条例化が進められている今だからこそ、ケアラー支援の活動家の皆さんとタッグを組んで、我々の持つ付加価値を国や各自治体、そして社会に丁寧に伝えていく必要がありますね。
そのためには、当然、まずは私たちケアラー支援の活動家が、私たちの支援スキルを社会に対し安売りしないことも大事だと私は思います。