ポストケアラー支援を想う①~ケアラーのその後~

喪失感に向き合うのは誰か


ケアラー支援に限らず
何にしろそうかと思いますが・・・

家族でも友人でもペットでも
あれこれ生活や人生の中の
大切なものを失った人のこころの
ぽっかり空いた穴みたいなものは
結局のところ
最後はその人自身の力でしか
癒されていかないのではないかと思います。

喪失感と向き合うのはその人、本人。

また、その回復のペースも
回復していくための何某の手法も
人それぞれで
何がいいも悪いもないんじゃないか。

すぐに笑えなければ笑わなくてもいいし、泣きたければ泣いてもいい・・・とも。

そばにいてもらう安心感

では、周囲の人は何もできないのでしょうか?


特に何か言葉にして向けられなくても
自分のことを大切に想い見守って頂いていること。

私は、自身がポストケアラーという立場になってより強く
みなさんからとても深く伝わってくるものを感じるようになりました。

それはものすごく繊細な
されどきちんと意図的に図られた空気感で
礼儀正しく誠意があって
やさしい。

本当に、感謝しかありません。

みなさん、ありがとうございます。

寄り添うということは、心がそばにあることなのかも知れませんね。

言葉や物理的なことだけではなく、心に心が寄り添っていることかも知れません。

言葉ではないむずかしさ

ソーシャルワーカーは
何かと言語化して「言葉」で表現することを
自身で実践してみたり
求められたりするのですが
ある意味「技術」ですから
それは訓練すればまあどうにか磨かれるものでもあって
むしろ
言語に頼らないアプローチこそ
支援者としての真の力量が問われるのかも知れません。

『これまで、今、これからの想いを共有し、心に寄り添う・・・』

独立して事務所を立ち上げるとき
そんなコンセプトを掲げました。


自分の自己満足に終わらないように
気を付けて
丁寧に取り組んでいきたいと思います。

そして、自身のこの経験を父に心から感謝します。